HAPPY BERRY

十三機兵防衛圏、クリアしました

なんか短かったような……と思ったんですけど、プレイ時間は40時間近くはかかっていたので、まあまあ長かったんですね。
たぶんストーリーパートと戦闘パートできっぱり別れていたので、体感プレイ時間半分になったんじゃないかと。

【ストーリー感想】

話の折り込み方とか、謎をどんどん解き明かしていく感じはとても好き。
とあるキャラクターの行動が別のキャラクターの視点から見ると……という群像劇ならではのマルチ感覚が新鮮。
その気になればもっといろんなエピソード入れられたはずなのに、プレイ時間の関係でどうしてもコンパクトにせざるを得なかった……みたいな事情を感じた。そのせいで、端々に「もっと隠されたエピソードがあったんだけどね」みたいな匂わせを感じてしまい、消化不良感も残る。

具体的に言うと緒方父と緒方くん（オリジナル）の関係の情報が無い。仲が悪そうという匂わせだけ。
東雲（オリジナル）がなぜ人類に絶望したのかという具体的な情報が無い。井田に裏切られたという匂わせだけ。
オリジナルの人たちがどうして殺し合ったのかという詳細な情報が無い。匂わせだけ。

そんな感じ。
エピソードの綴り方も思わせぶりな台詞が多いので、もうちょっと設定をコンパクトにしても良かったのでは？もしくはもっと直接的な台詞を多くした方が良いのでは？とは思った。
まあ楽しかったですけども！

【戦闘感想】
マス目では無くリアル道路準拠のシミュレーション。
雑魚をまとめて片付けると花火みたいに散るので楽しい。

……が、後半はアーマー貫通の攻撃しかほぼほぼ通らなくなるので、アーマー貫通の技以外は使わなくなる（のに貫通しない技が多い）のがバランス悪い。
技が多すぎて一度も使わないままクリアになった死に技が多い。
敵が大群で攻めてくる＝難易度が高い　と思っている節があり、ラストのほうは特に画面が敵で一杯になる。とてもターゲットしづらい。
そんな不満点があるにはあった。

機兵の強化があまりできず（メタチップが不足して）、そのままクリアしてしまったんだけど……それで良いのか……？
確かに難易度選定はできるんだけれども。
なんとなく、頭を使うと言うよりは、降ってくる敵をひたすら倒しているわんこそば戦闘でした。

【萌え】
どいつもこいつも恋愛脳。
みんなカップルを作る。マジかよ。
おおむね可愛いんですけど……いやいや世の中そんな上手くいかんやろ、1人イケメンがいたらそこに集中するやろ……などと下世話なことを思ってしまうのだった。

十郎＋恵→少年ジャンプ
緒方＋ウサミ→少年マガジン
網口＋ユキ→少年サンデー
関ヶ原＋冬坂→中高生女子の理想
三浦＋なっちゃん→30オーバー女性の理想
比治山＋沖野→BL
Goto先輩＋東雲→あまり
たまお→みんなのおばあちゃん

そんな感じ。

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